辰巳担がSHOW BOY最前列に入ったら越岡さんに堕ちそうになった話
お久しぶりです。
夏が来たよってことで先週観に行ったSHOW BOYの
感想をつらつらと書いていきますよ。
"SHOW BOY"はふぉ~ゆ~主演のオリジナル脚本による舞台。
午前0時に始まる、ショーボートにあるキャバレーで行われる最大のショー。
ショーの1時間前、元ダンサーの裏方はショーの準備に追われる。
見習い歴10年の見習いマジシャンは年に1度の師匠による試験の最中。
ギャンブラーはカジノで全財産を使い切り、手元に残ったのは手放せない1万円のみ。
取引中の中国人マフィアには、潜入捜査の手が伸びている模様…。
裏方・見習い・ギャンブラー・マフィア、と全く関わりの無かった4人それぞれの物語が絡み合い、ショーを成功させようという目的で繋がっていく。
一見、複雑そうで1度見ただけでは理解がしづらいのではないか…と思ってしまうが、凄く分かり易く簡潔に纏められている。言葉は悪いが「バカでも分かる」と言ってもいい物語だった。ここがウォーリー木下さんの凄いところなのだろう。
彼らの裏設定や伏線が途中で次々と出ては回収されていく様は、観ていて気持ちがいいものだった。
裏方と見習いの関係性なんかはいいスパイスになっていたと感じた。それを活かした動きを小ネタのように挟んでいたのも、とても自然でずるいなぁと思わされた。
そしてなんと、今回最前列の席を当ててしまった。
届いたチケットを見た時、信じきれなくて3度見したしクリエのHPにとんで座席表と睨めっこして(これも3度見したと思う)ようやく実感が沸いた。
当日、席に着いてまず思ったのは
"え、いいの??こんなに近くていいの???マジで??"という事。
ヲタクはテンション上がると語彙力がとてつもなく下がるとはよく聞く話だけれど、
この時の私の語彙力は地面にめり込むくらい落ちていたと思う。
(リアルに、ヤバイ、と、無理、しか出てこなかった)
実際に始まると余計にそれが加速して、感動、また感動、ひたすらに感動、、、と
感動の嵐が私の中で巻き起こっていた。
最前列で舞台を見て分かったのは、演者の熱気・迫力・ギラギラとした眼力。
そして少しの時間でもかいてしまう汗の量。
照明器具が短時間でもどれだけの熱を持つかは知っているし経験済みではあるけれど、あんなに暑くなるものだなんて思ってもいなかった。それだけ、毎回全力でパフォーマンスをしているという事、最前列に入らないと分からなかった事だった。
“他担狩り“と名高い、辰巳くんのギラギラした眼は勿論見れたのだけど、
意外にもギラギラしていた越岡くんと目があった瞬間、”あ、堕ちる“と思ってしまった。
越岡くん!!あんなにギラギラしている目を向けているという事は、落としにいってるなって解釈されてもおかしくないよ!!!気を付けてよ!!でもありがとうございました!!
(テンション上がりすぎて支離滅裂)
しかも、私が座っていたのが上手側の最前列だったのもあり、
ピアノを弾いている姿も、お客さんを巻き込んでのマジックも間近で見ることが出来て本当に幸せだと思った。2時間なんてあっという間だった。
でも、あれだけ近くで見ていたのにも関わらず、ステージの上にいる彼らはどこか遠く感じた。私の持論だけれど、やっぱり、
"ステージの上には魔法が掛かっているんだなぁ"と痛感させられた。
そして、"ずるいなぁ、この人たち。どこまでも身近で、そして絶妙に遠いんだよなぁ"なんて思わされた。
ずるいよ、ふぉ~ゆ~。
ずるいよ、32歳のアイドル、まだまだこれから。
まだまだこれから、と言うのならこれからもついて行かせてね。
精一杯、ついて行くからね。
エンタメ好きな人間なら、凄くツボにハマると思う作品でした。
心当たりのある人は一度、観てみて欲しい。